ふるえ(生理的なふるえからパーキンソン病、小脳失調や脳疾患まで)|江古田 新江古田 新桜台 小竹向原の心療内科・精神科・神経内科 江古田みずのクリニック

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ふるえ

生理的なふるえ

寒い時ふるえますが、これは生理的振戦といって病気ではありません。風邪で熱が出たときもふるえて悪寒戦慄(おかんせんりつ)などと表現されますが、風邪は病気だとしてもこのふるえは生理的振戦にはいります。人前でスピーチするなど精神的緊張があるときもふるえますが、これも生理的振戦です。もっと言えば顕微鏡的スケールではすべての人が常にふるえています。これは年齢とともに強くなります。

病的なふるえ

病的なふるえの代表はパーキンソン病の振戦でしょう。安静時のほうが強くなる傾向があります。精神的緊張でも増強します。抗精神病薬等による薬剤性のパーキンソン症候群でも全く同じ振戦が出ます。パーキンソン病による場合パーキンソン病治療薬で改善します。薬剤性の場合もパーキンソン病治療薬で改善しますが、原因となった薬剤の減量・中止によっても改善します。

その他

他に多いものとして本態性振戦があります。これは振戦以外の症状はなく生理的振戦が強めに出ているだけだとも言えなくはないのですが、ちょっとした精神的緊張で激しくふるえるなど生活に支障をきたすという意味においては病気といえます。βブロッカー等で改善します。

その他、小脳失調や脳疾患による不随意運動が「ふるえる」と表現される場合があります。いずれにせよ専門医の判断が必要となります。気になっている方は受診されることをおすすめします。

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