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うつ病

うつ病とは

誰にでも気分の浮き沈みはあり、よいことがあれば気分は良くなり、いやなことがあれば気分が落ち込むものです。
考えてみれば日常生活はちょっとしたことで気をよくしたり悪くしたりすることの連続です。そうした気分の落ち込みの大半は病的なものではなく、落ち込みの原因となっている事柄や環境がなくなれば自然に消失してしまいます。
仮に原因がなくならなくても時間がたてば気分も普通に戻ってくることが多いです。
ところが中には特に原因がなく、あるいはあったとしてもその原因に比して不当に激しく、長く気分の落ち込みが生じることがあります。
これがうつ病といわれるものにほぼ相当する病態です。

症状

うつ病の主症状は気分の落ち込みですが、興味や楽しさの消失、意欲低下、食欲低下、不眠、疲労感、自己に対するネガティブな評価などが伴うことが多く、逆にこういう症状が伴えばうつ病である確率は高くなります。
ネガティブな自己評価は死にたいという気持ち、さらには自殺へとつながります。自殺の原因が全てうつ病だとはいえませんが、多くがうつ病との関連を否定できないでしょう。

原因

うつ病の病因はわかっていませんが、産後うつや更年期のうつなどはホルモンの変化との関連を示唆します。また高齢者でうつ病の発症が多くなることから加齢との関連も言われています。
見逃せないのは発症前あるいは発症後の認知症患者でうつ病が明らかに多いことです。
こうした患者さんには認知症治療とともにうつ病治療も行わなければ、患者さんの生活の質は上がりません。

治療

うつ病治療は十分な休養と適切な薬物治療が基本です。
多くの場合この2つで改善が期待できます。上にも述べましたがうつ病の場合放置しておいても自然に改善することはあまり期待できません。
是非、専門の医療機関で正確な診断と適切な治療を受けることをおすすめします。